お風呂(浴室)で気になる汚れ黒カビ

公開日:2022年02月24日

お風呂(浴室)で気になる汚れのトップ3の「黒カビ」
放ってしまうと黒ずみが取れなくなってしまいます。
家の中でもっともカビが生えやすい場所といえばお風呂場(浴室)。
ドアのパッキン、浴槽の外側や天井、壁、タイルの目地などにはびこる黒いシミのような汚れは、「黒カビ」です。
「カビの原因となる菌は、20~30度の温度、80%以上の湿度、栄養、という3つの条件がそろうと成長し、黒カビになります。
栄養というのは、お風呂の場合、皮脂やアカを含んだ石鹸カス、ホコリが栄養になります。
黒カビだけではありません。浴室の床には、ピンク色のヌルヌルしたぬめりが発生しがち。これはカビではなく、皮脂などを栄養にして繁殖する細菌ですが、黒カビの原因になります。

◆浴室のドアのゴムパッキンは塩素系洗剤とキッチンペーパーで浸け置き
黒カビといって思い浮かぶのが浴室のドアのゴムパッキンではないでしょうか。黒カビがつきやすく、なかなか取れない場所のひとつです。そのまま放置してしまうと黒ずみが落ちなくなってしまいます。
ゴムパッキンの黒カビを落とすには、浸け置きが一番です。カビキラーなどで浸け置きしようと思っても、直ぐに垂れてしまって細いゴムパッキンは散布して難しいですよね。
浸け置きでよくある方法でキッチンペーパーに湿らせてラップで蒸発を防ぐ方法があります。
それでも、うまくいかない場合は、トイレ用洗剤の「ドメスト」を使うと楽ですよ。粘着性液体なのでパッキンに付けやすいです。
ただドア枠の洗剤焼けに注意が必要です。ドア枠の水養生が必要と浸け置き時間を気を付けてください。
長時間の浸け置きで一度で落とすのではなく、何回か繰り返して黒ずみを薄くしていくことが失敗しない方法です。
もっと楽にお手入れしたい方には「マスキングテープ」を貼る方法がおススメです。
最近は百均でいろいろな種類が売っています。
最初はうまく貼れなくても、繰り返し簡単に貼れ直せるのでだんだんうまく貼れるようになりますよ。

お風呂(浴室)の黒カビのお手入れ方法 お風呂(浴室)の黒カビのお手入れ方法

◆排水溝のヌメリ・黒カビはバケツで浸け置き
浴室の排水口は、黒カビやヌメリの、髪の毛など汚れが溜まりやすい場所。どうせなら、一気に掃除するのがおすすめ!
洗面上の排水口、洗濯パンの排水口など合わせて浸け置き
「バケツに水を入れ、塩素系洗剤を混ぜて洗浄液を作ります。洗剤のラベルに記載されている分量に従ってください。この中に排水口の部品をすべて浸け込みます。塩素系洗剤の成分、次亜塩素酸は日に当たると効果が弱まるので、バケツを日陰に置くか、フタをしておきます。
浸け込む時間は30分ほど。汚れがひどければさらに時間をかけてください。その後は水で洗い流します。浸け込むだけでほとんど汚れは落ちているので簡単です。汚れが付着しているところもブラシでこすれば取れます」

お風呂(浴室)の黒カビのお手入れ方法 お風呂(浴室)の黒カビのお手入れ方法 お風呂(浴室)の黒カビのお手入れ方法 お風呂(浴室)の黒カビのお手入れ方法

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