公開日:2022年03月02日
ラグ(カーペット)は掃除機でないとキレイになりません。
粘着ローラー(コロコロ)で掃除する方も多いですが、実は粘着ローラーはカーペットの表面に付いた汚れを取ることはできても、繊維に絡まった汚れを吸い上げることはできません。
するとどうなるか? カーペットの毛の奥に溜まったゴミをエサにして「カビ」や「ダニ」が繁殖する可能性があります。
つまり、粘着ローラーだけでカーペット類を掃除している人は、気づかぬうちに、カビやダニだらけのラグの上で寝転んだり座ったりしている恐れがあるのです。
私は、リビングのラグの上で食べることが多いので、食べこぼしでカスが結構あると思います。
仮にカビやダニが発生しなくても、ラグの上を勢いよく移動するたびに、溜まったホコリが舞い上がってしまいます。
粘着ローラーを頻繁に使っても、掃除機は必要です。
ラグ掃除で一番大事なのは、繊維と繊維の間に入り込んだ汚れを取り除くこと。表面の掃除だけではダメなのです!
掃除機をかける時は回転ブラシがあるものを使用しましょう。
掃除機はヘッドに「回転ブラシ」のついたものがおススメです。
回転ブラシを使うと、カーペットの繊維の奥に溜まった汚れを吸い取ることができます。回転ブラシが繊維をかき分けホコリやゴミを吸い上げてくれるのです。
掃除機のヘッドが回転ブラシであることを確認したら、次に気を付けたいのが、ヘッドの動かし方。
まずは前後にゆっくりと動かしてください。ゆっくり動かすことによって、繊維と繊維の間に絡まった汚れを取り除くことができます。
同時に、ホコリの舞い上がりを最小限に抑えることもできます。ヘッドを強く押し付けるとカーペットの毛が寝てしまい、かえって汚れが取れなくなってしまいます。
ヘッドを前方向に、軽く、ゆっくり動かしたら、次は後ろに引き戻します。その際、前に押し出すときよりも、さらにゆっくりと動かすことがポイント!
ゆっくり引き戻すことによって、前回転のブラシと逆向きに動かしていくことになります。
すると、カーペットの毛の1本1本に抵抗がかかって毛足が開き、繊維の奥に溜まった汚れを吸い出しやすくなります。
ただ家は、iRobotに任せてます。(笑)