公開日:2022年10月19日
冷房から暖房に切り替わる準備期間で夏の間に汚れたエアコンを
ご自分で掃除したり業者のエアコンクリーニングを頼んだりする方も多いと思います。
そこで気になるのが、業者のクリーニングを頼むのが良いのか?
それとも買い替えがよいのか?迷うことないですか!?
気になるエアコンの「寿命」がどれくらいかご存知ですか?
また、寿命を保つためには日頃、どのような使い方をすればいいのか。
気になりませんか!
エアコン下に記載があります。「設計上の標準使用期間」は10年間!
「ルームエアコンの寿命は、設計上の標準使用期間の10年が目安とされています。設計上の使用期間とは、運転時間や温度・湿度など、JISに定められた標準的な使用条件(※以下に記載)に基づくご使用において、製造した年から安全上支障なく使える標準的な期間をいいます。
メーカーは設計上の標準使用期間の使用条件と異なる使い方や、本来の使用目的以外で使うなどした場合、『寿命』は短くなってしまう可能性もあると言っています。
標準使用とは
▼冷房使用時、室内温度を27℃に設定、5月23日から10月4日までの間、1日あたり18時間(6:00~24:00)運転した場合を想定。 ▼暖房使用時、室内温度を20℃に設定、11月8日から4月16日までの間、1日あたり18時間(6:00~24:00)運転した場合を想定。
メーカーが言う、エアコンに「寿命がきたと考えられる症状」にはどのようなものがあるのでしょうか。
・冷えづらくなってきた
・聞き慣れない音がするようになってきた
・電源コードやプラグが異常に熱い
・ブレーカーが頻繁に落ちる
といった症状が考えられます。
故障かなっと思ったら使用を中止し、電源プラグを抜くかブレーカーを切ってから、メーカーの修理受付に電話かメールでお問合せをおすすめします。
また、販売店で購入して延長保証などに加入している場合は販売店に点検・修理をご相談ください。
家庭用ルームエアコンの保証期間は、お買い上げ日から1年間、冷媒系統部分については5年間になります。
また、ルームエアコンにはその製品の機能を維持するために必要な『補修用性能部品』がありますが、その保有期限は製造打ち切り後10年間が一般的です。10年を過ぎたら在庫が無くなったら修理ができなくなります。
エアコンを快適に長く使うためには!
室内機・室外機ともにこまめな清掃を心がけることです。
エアコンをできるだけ長く、省エネ性や快適さにも気を配りながら使うためには、定期的にお手入れが必要になります。