公開日:2024年06月22日
今年は例年より遅かったですが福岡も梅雨に入りましてね。
梅雨入りしてからは、雨続きでしかも湿度・気温も高くジメジメしてますね。
気温・湿度が高いと気になるのがカビ!
カビは、高い湿度と気温が25から30度を好みます。
知らないうちにカビ菌が増殖していきます。
室内のカビを放置してしまうとアレルギー症状が発症してしまうことにもなります。
また、家を傷めてしまいます。
特に壁は注意が必要です。
クロス(壁紙)は、加工などでカビていないように見えても
クロスの裏側や石膏ボードなどがカビているケースがあります。
対策・予防は、お部屋にカビの胞子(カビ菌)を除去することです。
1.水回り
掃除を放置すると、どんどん汚れが落ちにくくなるのが「水垢」です。
水垢は水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムから発生したものです。
実はカビの大好物って知っていましたか?
だからこそ、梅雨入り前に、カビ対策をしておきたい場所の一つが「水回り」です。
水垢の掃除には、クエン酸が効果的です。クエン酸スプレーを水回りの水垢部分にたっぷり吹きかけ、キッチンペーパーやラップなどで包みます。
しばらく放置したあと、ぬらした雑巾で拭きが家庭でできる一般的な掃除方法になります。
浴室以外の水回りにも活用できるので、水垢が水回りにこびりつく前に、日ごろからクエン酸スプレーしてカビ対策して効果的です。
2.浴室の壁
浴室の壁をよく見ると「黒カビ」が発生していませんか?
意外と盲点な場所が浴室の壁です。床から10センチくらいの高さまでの壁が、床の跳ね返りで汚れやすいと言われてます。
黒カビは中性洗剤やアルコールなどで落とすことができますが、放置すると、パッキンなどの柔らかい素材は、根をはってしまいます。
根がはると、表面を拭くだけではキレイにならないので、普段から水分を残さないようにふき取り、アルコールで除菌することをおすすめします。
汚れの奥までしっかり除菌する場合は塩素系カビ取り剤が断然おすすめになります。
浴室を使った後は汚れを水で流す、定期的な掃除、こまめな換気が黒カビ予防にもつながるので、日ごろから予防掃除にも取り組めるといいですね。
3.浴室の床
浴室の床の掃除を放置すると隅のほうによく見られるヌルっとしたピンク色の汚れ。これは、身体から出る皮脂や石鹸などの油脂が原因で発生する「赤カビ」です。浴室の床の赤カビは、一度繁殖するとなかなか落ちなくなるので、梅雨入り前に一度しっかりと掃除をしたい場所です。
赤カビは重曹でこすってよく洗い流すのがおすすめです。床の溝に詰まった汚れにも重曹は効果的です。重曹は水に溶けにくい性質をもっているので、クレンザーのように汚れを落としてくれます。