公開日:2023年04月24日
エアコンは多くの家庭に欠かせない存在となりました。
エアコンを使うことで、暑い夏場の過ごし方が快適になり、冬の寒さから守ってくれます。
しかし、エアコンにはカビが発生するリスクがあり、健康に悪影響を及ぼすことがあります。
様々な機能の備わった新しい機種が多種販売されています。
今回は、カビ防止に良いエアコンの機能をご紹介します。
カビ防止に良いエアコンの機能とは?
エアコンには、カビを防止するための特別な機能が備わっているものがあります。
メーカや機種によって違いはありますが実際に使われているカビ防止の機能について概要をまとめました。
1. 自動洗浄機能(機能付きの機種に限る)
エアコンに備わっている自動洗浄機能は、内部のカビを防ぐために非常に重要な機能です。
エアコンの内部にある排水管(ドレンホース)から、定期的に水を流し、内部のカビや汚れを洗い流すことができます。
エアコンの使用頻度や、湿度の高い環境下で使用することが多い場合は、この自動洗浄機能を使うことをお勧めします。自動洗浄機能は、使用頻度によって週に1回から10日に1回を目安に利用するようにしましょう。
2. 抗菌フィルター
近年のエアコンには、抗菌フィルターというものがあり、微生物を除去する効果があります。
このフィルターは継続的に微生物を抑制しているため、常に清潔な空気を発生することができます。
抗菌フィルターは、定期的に清掃することが大切です。
またお掃除機能付きの物であれば、フィルターの表面を自動で清掃してくれますが、ダストボックスタイプは
溜まったホコリを取り除くための作業が必要になります。
3. ドライ運転機能
エアコンにはドライ運転機能があり、この機能は湿度を調節することができます。
湿度の高い環境下では、カビの発生リスクが高くなります。
ドライ運転機能を使用することで、湿度を調整することができ、カビのリスクを低減できます。
4. 詳細設定機能
エアコンには、詳細設定機能というものがあり、温度や風量、風向きなどを細かく調整することができます。
この機能を使い、エアコンの空間内の空気を動かすことで、カビの菌床となる湿った場所やトラブルを予防することができます。
特にエアコン近くにある家具等にずっと冷房が当たり続けるとそこに結露が発生し家具がカビてしまう事があります。
5.送風運転をしてエアコン内部を乾燥させる。
冷房後はエアコンの内部に水分がたまっているので、
送風運転で内部を乾燥させてください。
※送風運転機能がないエアコンの場合は、室温が30℃以下の時に、リモコンの設定温度を1番高く設定して3~4時間冷房運転をして下さい。
まとめ
カビを予防するには定期的な清掃に加えて、エアコンの機能も使うことでカビ予防に有効なのでおすすめです。