自分でエアコンを掃除するときの注意点

公開日:2024年02月01日

つい先日新年を迎えたばかりかと思えば早いもので2月がスタートしました。
気温もいつしか暖かくなっていきます、去年は5月頃から冷房運転をしていた気がします。

さて、冬の防寒方法でエアコンを使用されている方は多いのではないでしょうか?
特にペットを飼っていたり、小さなお子様がいると安全面からエアコン選択の所が多いと思います。
冬のエアコンも使用すればホコリ汚れが溜まっていきます、夏のカビ汚れと違い匂いや視覚的に目立ちにくい
ホコリ汚れですが、そのまま夏を迎えるとカビやすい状態になってしまいます。
設置場所によって汚れ方が変わりますがホコリ汚れなら自分でもお手入れしやすいと言えます。

最近では便利グッツなど広く販売され、自分でお手入れされる方も増えてきました。
しかし自分でお手入れしたい場合には注意点があります。
どんな事に気を付けるのか、どんなお手入れで良いのかをご紹介いたします。

まず自分で出来るエアコンのお手入れ方法と場所からご紹介します。

前面パネル
こちらはエアコンの顔とも言える場所でお手入れ方法は拭き上げになります。
柔らかい布やタオルでホコリを落とす程度でOKです。
頻度は気になった時で良いかと思います。

エアフィルター
前面パネルを開けると現れるフィルターでここでホコリをキャッチしてくれています。
こちらは掃除機でホコリを吸い取るだけでOKです、汚れが強い場合は外して水洗いしてください。
頻度は2週間に一度が好ましいです。

抗菌フィルターや抗ウイルスフィルター類
こちらはメーカーや機種により有無があります。
付いている場合は掃除機によるホコリの吸い取りでOKです。
頻度は2週間に一度が好ましいです。

ダストボックス(掃除機能付きエアコン)
お掃除機能付きのダストボックスタイプのみついている部品です。
こちらにエアフィルターのホコリが溜まっていくので掃除機でホコリ吸い取りか水洗いしてください。
頻度はお掃除サインが出たら実施が好ましいです。

ルーバー
こちらはエアコンの風の向きを調整してくれる場所です。
特に視覚的に目立つ場所で、拭き上げ作業になります。
頻度は汚れが気になったらで大丈夫です。

ここまでがご自身で出来るお手入れ場所と方法になります。
ほぼホコリ取りと拭き上げが主な作業になります。

では次に注意点や気を付ける事をご紹介します。
お手入れ場所で出てこなかった場所があります、熱交換器や送風ファンですがとても注意が必要です。

お手入れ前の注意点
必ず運転を停止してから作業をしてください、停止が確認出来たらさらにコンセントを抜いておくと
確実に安心です、これば作業中に作動してケガや故障を防ぐために必ず行ってください。

前面パネル
固いブラシや強い洗剤は使わない。
表面が傷つき傷に汚れが入り込んでしまう場合があるため、柔らかい布やタオルで拭き上げが好ましいです。

エアフィルター
強い洗剤の使用と固いブラシで擦る事は絶対にしないでください。
年数の経っているフィルターだと劣化していて破れる場合があります、特に網目の物はなりやすいです。
水洗いの際にブラシは使用しないで布スポンジなどで落としてください。
ホコリ汚れの場合は裏側からシャワーを当てるだけでほとんど落とせます。

抗菌、抗ウイルスフィルター類
メーカーや機種によって素材が異なるため、説明書のお手入れ方法のご確認をお願いします。
水洗いが出来ない物がほとんどのため、水洗いは避けましょう。

ダストボックス(お掃除機能付き)
外し方が機種やメーカーにより異なります外し方お手入れ方法を確認して行ってください。
無理やり外すと破損してしまう場合があります。
また、水洗いできない物もあります。

ルーバー
こちらは停止時に閉じている部分になります、モーターにより上下させている場所になります。
下げる際にゆっくりと降ろしていってください、途中で引っかかる場合は無理やりに降ろさず作業中止してください、モーターとの連結部分が破損してしまう場合があります。

熱交換器
気になる部分ではありますが、プロに任せるのが安心かと思います。
市販の洗浄スプレー剤など使うと汚れの詰まり、表面の劣化による水漏れを起こす可能性があります。

送風ファン
こちらも視覚的に目立つ部分で一番気になる場所になります。
便利グッツも販売されておりますが棒タイプの物は注意が必要です。
スキマをお手入れする際に無理やりやるとファン部分を破損させてしまいます。
奥まで突き刺しすぎず力加減も優しくがおすすめです。

以上エアコンお手入れの注意点とお手入れ方法のご紹介でした。
お手入れにお時間が取れない方はシーズン前にプロに任せるのも良いと思います。