公開日：2024年03月06日
エアコンクリーニングは必要です。猛暑の夏にエアコンを使用しないのは無理な時代です。
使用するとエアコン内部にはホコリとカビが蓄積していくのは避けられません。
定期的なお手入れが必要になります。
必要ですが、無駄な出費や手間がかかるのは、避けたいところですよね。
ではエアコンクリーニングはいつ？どのように？したらいいのか！？
エアコンクリーニングのタイミングは期間で判断するのではなく、エアコンの汚れ具合によって違ってくるのです。
エアコンクリーニングとは！？
大きく分けると、ご自分で知るクリーニング（お手入れ）と業者に依頼するクリーニング（洗浄）の２つあります。
自分でするエアコンのお手入れ
ご自分でできるのはフィルターのお手入れになります。
ほとんどのメーカーがフィルターの掃除は２週間に１度になってるって知ってました！！
２週間なんて、あっという間に過ぎちゃいますよね。（笑
でも、エアコンをフル稼働で使用したら２週間も経つとフィルターに埃が根詰まりしていきます。
また、そのまま放置してしまうとカビの原因にもなります。
エアコンは、高い位置にあって、フィルターは全面パネルを開けないと取れないです。
機種によっては、前面パネルが開けずらいタイプも結構大変な作業になったりもします。
ただ、こまめにフィルターのお手入れをすれば、フィルターを毎回水洗浄しなくても
掃除機で埃を吸うだけで十分です。
次に上下ルーバー、左右フラップ、吹き出し口の拭き上げです。
メーカーや機種によっては、破損しやすいタイプもありますので要注意です。
おススメの方法としては、最初に埃を取りたいので、乾いたもので埃の拭き取りになります。
濡れたものでいきなり拭いてしまうと埃やカビ汚れなどを伸ばしてしまいキレイにするのに時間がかかります。
キッチンペーパーやティッシュペーパーなどでとれる埃と汚れ・カビを取り除いてから
除菌シートやウェットシートなどで残った汚れを取り除くとキレイに掃除できます。
手だけだとルーバーやフラップなどの隙間や裏側、吹き出し口の奥は届かないので
割り箸などを使いながらすると細かなところまで拭き取ることができます。
割り箸などで吹き出し口の奥までしてしまうとシートが送風ファンの奥まで入って取れないなるケースも
ございますので注意してお手入れしてください。
プロのエアコンクリーニング
プロにお願いすると何が違うの？！
まずは、外せるパーツが違います。洗浄方法で異なりますが、エアコンのカバー類は全て外して
裏側まで洗剤を浸けて水洗いします。
壁に残ったエアコンの熱交換器（アルミフィン）、送風ファン、ドレンパンも洗剤を噴霧して
高圧洗浄機で水洗いをします。
お掃除付きのエアコンもクリーニングが必要
「お掃除付き」というと自動でエアコンの全てをキレイにしてくれそうですが、実はフィルターのみの掃除になります。
それ以外の部分は、お手入れが必要になります。
自動でお掃除されない部分は自分でお手入れをし、自分でのお手入れが難しい場合は、エアコン清掃業者に依頼になります。
エアコンのお掃除機能は、エアコン終了時、停止ボタンを押すと自動的にフィルターを掃除する方法と
リモコンのお掃除手動ボタンでフィルターを掃除する方法がありまます。
機械がフィルターを掃してくれてもリビングなどに設置していた場合などフィルターに埃汚れとは別に
油汚れも蓄積していきます。
油汚れの場合は、エアコンのお掃除機能の機械だけでは取れません。そのまま放置してしまうと
フィルターの根詰まりになります。
また、油汚れはゴキブリが好むのでエアコン内部にゴキブリを侵入させてしまいます。
特に一戸建てなどは要注意になります。カバー裏に糞がよくあります。
あと、フィルターの埃を機械が掃除して、機械が取った埃を溜めておくダストボックスがあります。
こちらのダストボックスに溜まった埃を掃除してあげないと、満タンになったてダストボックスをオーバーしてしまいます。
そうなるとエアコン内部の奥や隙間に埃が溜まってしまい冷房時の結露水で埃が湿って夏の気温と湿度で
カビが埃を栄養素として急激にエアコン内部で繁殖していきます。
エアコンの掃除をしないとどうなるか？
エアコンの掃除をしないと、ホコリや汚れがエアコンの内部に詰まり、吹出し口から風が出にくくなります。
それにより、エアコンがもっと風を送ろうとするので、電気代が高くなってしまします。
また、回転に負荷がかかっているので故障の原因となる場合があります。
さらに、埃を栄養素としてカビが発生しやすくなります。
エアコンの内部は、熱や水の行き来が激しくカビが好む環境です。
カビは埃や汚れを栄養として気温と湿度が高いと増殖します。
カビがエアコンの風にのり、アレルギー性肺疾患を引き起こす恐れがあるので、注意が必要です。
寒冷地域ではあまり見られないようですが、夏季にトリコスポロンといわれるカビが発生します。
このカビは、温度と湿度の高い場所を好み、アレルギー性肺疾患である夏型過敏性肺炎を起こす事が多いのですが、部屋やエアコンにカビが生えていると夏型過敏性肺炎になりやすく、治療しても再発する可能性も高いといわれています。
クリーニングのタイミングは汚れ具合で判断
エアコンクリーニングのタイミングは、一年に一度した方が良いですが
一般的に言われているのが、リビング設置のエアコンは２年に１度
寝室のエアコンは３年に一度ですが
依頼は、「何年に1回」や「1年に何回」などの特に決まった期間はありません。
なぜなら、エアコンの汚れは環境や使用頻度によって違うからです。
例えば、キッチンの近くにエアコンがある場合やペットがいる場合など、料理で使った油、ペットの毛などがエアコンのフィルターや内部に絡まるので、汚れやすくなりなっています。
エアコンの手入れで、ルーバーや吹き出し口の掃除をすると、ルーバーにカビが生えていたり、雑巾や古布で拭いた時にカビがついていたらエアコンクリーニングのタイミングになります。
エアコンフィルターの埃や汚れが酷くカビも生えている、臭いがする場合も、エアコンクリーニング依頼をしてください。
また、エアコンから異音がする時も、エアコンクリーニングの依頼が必要な場合があります。
冷房シーズンが始まる５月６月時期は、エアコン清掃業者に依頼する人が多く予約が取りづらいので、エアコンを使用する前や後の時期に汚れをチェックし、エアコン清掃業者に依頼するのがおすすめです。
エアコンを使用する予約の取りづらい時期でも、焦って依頼して頼んだ業者が悪くて失敗してしまうケースもあります。
少し待ってでも、信頼・安心できる業者に依頼するのをおススメいたします。
しっかりと地域のエアコンクリーニングの相場を把握して、お店のホームページをよく見てから頼むのが失敗しないコツになります。
また、少しでも気になることがあった場合は問い合わせして問題を解決してからご予約をするのをおススメいたします。
エアコンクリーニングの依頼をせずそのままにしておくと、電気代がかかったり、故障や具合が悪くなることもあるからです。
お手入れとクリーニングを使い分け、無駄な出費や手間をださずに、きれいなエアコンを維持しましょう。
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