公開日:2025年02月10日
2月に入ってから寒気が停滞して、寒い日が続いていますね。
風も強くて、外の作業で顔・手が痛いです。
ハンドクリーム塗っても、カサカサで潤いが間に合いません。
そんな日は、ゆっくりと湯船に浸かって暖まりたいですよね。
水回りのお掃除は、汚れを落とすよりも
キレイを持続させるかがポイントです。
お風呂を出た後、濡れた体を拭くように
お湯で湿度が高く、濡れた浴室も出た後が大事になってきます。
知っているとは思いますが
お風呂の汚れは、大きく分けて3つになります。
一つ目は カビ汚れ ゴムパッキンやコーキングに知らないうちに黒い斑点がカビです。
あと、ボディタオルや掃除用のスポンジなど置いたままにすると壁にカビが繁殖していたり
カウンター下側やエプロン内もカビやすいです。
二つ目は 石鹸カスです。体を洗う時のボディーソープやシャンプー・リンス等の
洗剤残りが固まったものです。
最後に水垢になります。こちらは、水道水に混ざった不純物が固まったものになります。
3つの汚れは落とす洗剤が違うようにお手入れもそれぞれ変わります。
カビ対策
最初にカビ予防のご紹介です。
カビが発生するメカニズムは?
カビは植物でいう種となる胞子を放出します。
この胞子は空気中を漂い、あらゆるものにくっつくことができるのです。
お風呂だと天井や壁・四隅のパッキン・ドアのゴム・浴槽コーキングやエプロン内など
胞子が定着して菌糸を伸ばし、目に見える大きさまで増殖したものが、普段私たちが目にする「カビ」になります。
胞子が定着する条件は「温度」「湿度」「栄養」の3つです。
・温度:20~35℃程度
・湿度:80%以上
・酸性度(pH):4~6程度
・空気の流れが悪い
・水蒸気が多く、結露しやすい場所
この条件は、浴槽に湯船を溜めてお風呂に入った後です。
そのまま、なにもしないでお風呂からでてしまうとカビが好む環境になり
カビを増やすことになります。
カビを増やさないためには
- 熱に弱い一般的なカビは60℃、30分の加熱処理(湿熱)で死滅します。
- 乾燥に弱い水気をしっかり拭き取り、よく乾燥させる
- 低温環境に弱い冷凍下では生育しません(死滅はしない)。
- エタノール(濃度70%前後)や次亜塩素酸ナトリウムによる消毒
お風呂を出る時にお湯のシャワーで流してから
水のシャワーをかけて湿度を抑えるのが理想です。
後で、ご紹介しますが
カビの栄養素となる石鹸カスを落とす
あとできるなら、防カ剤の燻煙剤を2ヶ月に1度することで
カビを抑えることもできますし、防汚効果もあります。
石鹸カス対策
石鹸カスを溜めないためには
身体をボディーソープなどで洗ったあとはシャワーで流すように
浴室も壁や床・ドア・浴槽のエプロンカバーなどには
石鹸が付いています。
シャワーでボディーソープなど洗い流してください。
流さないと石鹸カスが蓄積していきます。
また石鹸カスを栄養素としてカビも増えていきます。
固まる前ならお湯のシャワーで十分流すことはできます。
水垢対策
水垢は、水道水に含まれるミネラル成分が蒸発して結晶化したものです。
水垢の原因となるミネラル成分には、炭酸カルシウムやマグネシウム、二酸化ケイ素などがあります。
水垢は、付着したばかりのうちは簡単に取れますが、時間が経つにつれて固着して頑固な汚れになります。
スキージーで水気を切る
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