公開日：2025年03月08日
パッキンの黒カビ
お風呂などで四隅なあるパッキンやコーキング。
床や壁パネルを接合するのに使用したり、隙間から水が入り込まないように
防水のためにパッキンやコーキングをします。
基本、白色なので汚れていると目立ちます。
特にカビなどは黒なり目立ちます。
コーキングの気泡内にカビの胞子が入り込んで
カビの根があるので、ドラッグストアやホームセンターなどで売っている
カビ取り剤だと黒ずみが落とせないことが多いです。
今回は、私たち業界での定番商品「カビ取り一発」のご紹介です。
こちらの商品を一晩浸け置きした検証結果です。
お風呂排水口
排水口を付けた後コーキングを打った部分に黒カビが浸透してしまった写真です。
黒くさせないためには、お風呂に入った後に排水口に残った汚れ
シャンプーやボディーソープなどの石鹸カスを残さないことです。
壁接合部
お風呂のユニットバスの場合には、床や壁パネル部分の接合部分にコーキングで防水化加工します。
このコーキングは施工者の作業員が打ちます。
職人さんのコーキングの打ち方によって上手・下手（カビやすい。カビにくい）があります。
かなり奥までカビの根が浸透している状況です。
ここまで黒くなった場合、黒カビではなく変色している場合は色抜きは難しいです。
カビ汚れであれば落とせます。
写真にある白色のコーキングに黒いカビがここまで浸透してしまうと
アルカリ性の洗剤で擦っても塩素系漂白剤で洗浄しても
黒ずみを落とすことは難しいです、
浸け置き後の排水口
こちらのコーキングは、ほぼほぼ黒ずみは落とせました。
排水溝の周りに黒ずみがあると汚れているイメージになりますが
ここまで落とせるとスッキリしますね。
浸け置き後の壁接合部
こちらのコーキングは、ところどころ少し黒ずみが残ってしまいました。
再度、残った黒カビにカビ取り一発を打てば、さらに色抜けできると思います。
少し黒く残った部分は、カビ取り一発の液剤がうまく接地できなかったのが原因です。
こちらはカビ剤を打ったあとの拭き取り前の写真です。
一晩経過した状態です。
少し残った状態です。ナイロンブラシでブラッシングするともう少し浸透させることができます。
水で洗浄後、乾燥させて再度黒く残った部分に打つことでさらに黒ずみを抜くことができます。
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