公開日:2025年10月11日
掃除って、やればやるほど「汚れが落ちない」場所が出てきませんか?
たとえばキッチンの油汚れ、エアコンの黒カビ、お風呂のピンク汚れ…。
実はその原因、**“掃除のやり方”ではなく“汚れの構造”**にあるんです!
私たち「いい部屋おそうじPRO」は、8年間・年間2000件以上の現場で培った知識をもとに、
“落ちない汚れ”をどう攻略するかを徹底的に研究してきました。
今回はその経験から、**一般のご家庭でもすぐに活かせる「プロが実際にやっている掃除の考え方」**をお伝えします。
あなたの掃除が、今日からもっと「ラクで確実」になるかもです。?!
1.「汚れ」には必ず“原因と構造”がある
掃除の基本は「汚れの正体を知ること」から始まります。
例えば、同じ黒ずみでも原因はまったく違います。
汚れの種類 | 主な原因 | 効果的な洗浄方法 |
---|---|---|
水回りの黒ずみ | カビ・皮脂・石鹸カス | アルカリ性洗剤+ブラッシング |
キッチンの黒ずみ | 油汚れ・ホコリ | アルカリ洗剤+温水+放置時間を取る |
エアコン内部の黒ずみ | カビ・菌の繁殖 | 専用洗浄剤+高圧洗浄機 |
「何の汚れか」を見極めないまま洗剤を使うと、
逆に汚れを固めてしまうこともあります。
プロは現場で、“素材 × 汚れ × 洗剤”の相性をまず確認します。
その中でも素材は重要になります。
2.市販洗剤では落ちない“酸化汚れ”の落とし方
8年間現場に出て感じるのは、**「時間が経った汚れは化学的に変化している」**ということです。
特にキッチン周りの油汚れは、空気中の酸素と反応して“酸化重合”を起こし、
固くこびりついた樹脂のような状態になります。
このタイプの汚れには、
強アルカリ性洗剤(pH11以上)
温水40〜60℃
放置時間5〜10分
が効果的です。
ただし、素材によっては変色のリスクもあるため、
必ず「目立たない場所で試す」ことをおすすめします。
変色しても問題ない方は、浸け置きする洗剤水の温度を上げて
浸け置き時間を長くすることで汚れは落ちやすくなります。
3.プロが現場で使う“時間の使い方”
掃除で最も重要なのは、「こする力」ではなく「放置時間」です。
汚れに洗剤を“浸透させる時間”が取れているかどうかで、仕上がりが変わります。
たとえば油汚れなら、
①洗剤を吹きかける
②5分放置
③汚れが浮いたところで拭き取る
この3ステップを守るだけで、力を入れずに汚れが落ちます。
アドバイスとして
汚れを落とすために洗剤の量を多くしたり放置時間を長くするより
①②③を繰り返しした方が、結果早くキレイに汚れを落とせます。
4.プロが伝えたい「掃除をラクにする3つの習慣」
1か所1分ルール
気づいた時に1分だけ掃除。汚れを「溜めない」ことが最大の時短です。換気をこまめに
湿気はカビ・菌の大敵。特にお風呂・エアコンは換気が寿命を延ばします。定期メンテナンスをプロに任せる
エアコン内部や換気扇は、構造的に“手が届かない汚れ”が必ずあります。
年1回のプロ洗浄で、電気代も約10〜20%節約できます。
ワンポイントアドバイス
お得にプロの掃除をする場合は繁忙期時期をずらして頼むとお得に
また、定期的に頼むことでリピート割など、さらにお得に掃除ができます。
当店人気の浴室クリーニングで計算すると4000円の差が出ます。
5.まとめ:掃除のコツは“観察力”と“化学の知識”
掃除は「力仕事」ではなく「科学の仕事」です。
汚れの種類・素材・洗剤の性質を理解することで、
ムダな力を使わず、キレイを長持ちさせることができます。
「いい部屋おそうじPRO」では、8年間の経験を活かして、
“落ちない汚れを落とす”プロの技術と、日常で役立つ豆知識をこれからも発信していきます。