公開日:2021年10月05日
「エアコンのメンテナンス」はシーズンオフになるときが大事です。
だんだんと涼しくなってきてエアコンをつけない日も多くなってきましたね。
夏の冷房で内部は、汚れてしまっています。
エアコンは、換気扇と同じくらい上部からお部屋の空気を吸い込みます。
夏のシーズンだけでも、たくさんの埃を吸っています。
もしかしたら、エアコン内部の埃がカビになっているかもしれません。
2年以上お手入れしていない場合は要注意です。
来年の冷房シーズン時にカビ臭いってことになります。
エアコン内部にできてしまったカビはプロに依頼しないと
なかなかキレイにはできないという話もありますが
普段の使い方やシーズンオフのお手入れの仕方で、カビを防ぐことはできます。
●汚れた「フィルター」のお掃除
写真のようにフィルターに埃が詰まっている場合は、埃の中にはカビ菌も含まれているかもしれません。
この状態だと部屋に埃臭やカビ菌をまき散らしてしまいます。
また、風が抜けにくくエアコンに負荷がかかってしまい電気代もかかってしまいます。
掃除機等で埃を取ってから中性洗剤で汚れを落とし、しっかりと乾かしてから取り付けします。
エアコンフィルターシートをカバーに取り付けることでエアコン内部に入る埃を予防できます。
フィルターシートは粘着シートで貼れるタイプがおススメです。
最近では、光触媒加工が施されているタイプもあり「抗菌」「消臭」などの効果もあるのも販売されています。
●エアコンのカビ防止のポイントは「送風」
冷房をつけると室外機の横から水が出てくるのを見たことがある人も多いでしょう。
冷房をつけると熱交換器やエアコン内部で空気が冷やされて結露水が出て水滴が
内部やドレンパンにたまっています。
これがそのままになってしまうと、カビが生える原因になります。
冷房シーズンの終わりのメンテナンスとして、半日くらい送風運転して中の水滴をなくすようにします。
必要なのは送風運転です。機種によっては、別の名前になっている場合があります。
詳しくは取扱説明書を確認してください。
送風運転は、送風ファンを回すだけで熱交換器を冷やさないので結露水が出ず、中の水分を飛ばすことができます。
シーズン終わりに送風運転を行うことで、エアコン内部のカビの発生率はグッと下がります。
冷房を長期間使用する場合は、シーズン終わりだけではなく1~2週間に1度は送風運転することをおすすめします。
メーカーや機種によって、「内部クリーン」と言ってエアコン停止後に熱交換器を温めて
エアコン内部を乾燥させる機能があります。
ただ、その場合はせっかく冷えているお部屋が暖かい風が出てくるので止めてしまう方も多いと思います。
その場合、送風運転を試してみてください。
エアコンの送風口やルーバーなどが汚れている場合はホームセンターなどに
お掃除グッツなど売っていますので汚れを落とすことでさらにカビ予防になります。
こちらはお掃除結果を投稿させていただきます。