富士通のルームエアコン(AS-Z22B-W)お掃除機能付きのクリーニングをしてきました。

公開日:2024年03月05日


使用頻度が低いエアコン

今回は戸建ての和室に設置されている(使用頻度が低めの)エアコンのクリーニングになります。
メーカーは富士通のお掃除機能付き(AS-Z22B-W)2012年制になります。
なぜ使用頻度が低いのかと言うと和室や仏間などの場合は、常に人がいる状態にない部屋の可能性が
考えられます。
また、逆を言えばリビングや寝室は人がいる状態が考えられるので、その分エアコンも使用するため
使用頻度は高くなります。
エアコン 型番 年式とメーカーの確認 
和室に設置されているエアコンなので、リビングに比べると使用頻度は低くなりますが
どの位汚れているのでしょうか?

お掃除機能のユニット

前面パネルを外すと見えてくるのはお掃除ユニットになります。
富士通さんのお掃除機能付きは基本ダストボックス型になっているのでホコリが蓄積していく
タイプなので月に1回はボックスに溜まったホコリを取るお手入れが必要になります。
エアコン お掃除ユニット 正面
熱交換器と本体カバーの間にお掃除ユニットがあるのでユニット自体も汚れてしまいます。
写真にも黒カビが広がっているのが確認できますね。
裏側はこんな感じになっています。
エアコンのお掃除ユニット裏側の汚れ
お掃除ユニットの裏側は熱交換器に近い面になるので冷房使用時の結露水の影響が強く出ています。
基本お掃除ユニットはモーターや電子機械などが付いているパーツになるので水での丸洗いが出来ない
部分になります、そのためホコリを取って綺麗に拭き上げる方法で綺麗にしていきます。
施工後の写真はこちら。
エアコン お掃除ユニット クリーニング後 裏側

お掃除機能付きのパーツはスタンダードより多い

スタンダードタイプのエアコンは【本体カバー】【ルーバー】【フィルター2枚】【フロントカバー】
と4種類がほとんどですが、お掃除機能付きのエアコンとなると【ダストボックス】【お掃除ユニット】
が追加されます、さらに本体カバーは一体型の物もありますが、多くは分裂型になっています。
その為パーツは多くなります。
エアコン お掃除機能付き 外したパーツ 施工前
水で丸洗い出来るものはいいのですが、たまに水洗いできないフロントカバーなどもありますので
注意が必要です。
エアコン お掃除機能付き 外したパーツ 施工後

洗浄前と洗浄後の熱交換器と送風ファン

エアコンの中でも熱交換器は熱くなったり冷たくなったりと過酷ながらとっても重要な部分になります。
この部分が汚れで詰まってしまうと、熱の伝導が悪くなるため電気代が高くなったり、エアコンの効きが
悪く感じる事になります。
送風ファンも強く汚れていると、回転に負荷がかかるため風量が弱くなってしまいます。
更には回転することで汚れやカビの胞子を部屋中にまき散らしていることになります。
エアコン 掃除機能付き 送風ファン 施工前
エアコン お掃除機能付き 熱交換器 施工前
洗浄後はこちら
エアコン お掃除機能付き 送風ファン 施工後
洗浄前に比べると周りのカビが飛んだあとがしっかり綺麗になっています。
エアコン お掃除機能付き 熱交換器 施工後

汚れの確認

最後に汚れの確認をお客様にしていただきます。
本体の確認では熱交換器や送風ファンを確認していただき、最後にバケツに流れ出た
汚れを確認していただきます。
汚れた水の確認

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